情報科の全国大会、生成AIと探究を結ぶ実践が並ぶ
第19回全国高等学校情報教育研究会全国大会が8月に神奈川で開かれ、申込は歴代最高の689人。生成AIや探究と組み合わせた授業の発表が多く見られました。
先生にとって 探究の評価を成果物だけでなく変更履歴やふり返りで見る方法を、校内の授業設計の検討材料にできる。
全国の高校の情報科教員が集まる第19回全国高等学校情報教育研究会全国大会(神奈川大会)が、8月10・11日に神奈川県内で開かれました。申込は689人で、歴代最高と発表されています。文部科学省の講演では次期学習指導要領「情報科」の検討内容が説明され、高校の学習指導要領は2027年度に改訂し、2032年度の入学生から順次実施する予定と示されました。
分科会36件・ポスターセッション44件の発表では生成AIを扱うものが多く、AIの授業での活用、AIそのものを教材にする試み、AI時代の情報倫理教育に大きく分かれます。情報科と探究学習を組み合わせた授業設計も多く見られました。文章やコードの変更履歴を残せるGitHubを使い、「問いの立て方」や「修正の痕跡」をたどって、成果物ではなく考えた過程を評価する提案もありました。授業内容に合わせたふり返り用プロンプトのひな形づくりも報告されています。
次期学習指導要領の中身は検討段階のもので、確定した条文はまだ見当たりません。次回の第20回大会は島根県で開催予定です。
